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性への探求。知って損は無い男女の性の科学辞典を公開。
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テストステロンは精神に作用するホルモンとしては最上ランクといえます。
このホルモンが多く分泌されると、男性でも女性でも闘争的になり、短気になり、性欲も上昇し、物事の分別がつかなくなります。人間の脳をエンジンに例えると、テストステロンとはガソリンの中にたらすニトログリセリンのようなものなのです。男性はこのホルモンが多いからこそ、人と闘って勝ち抜こうという意志が強く芽生え、争いを好むようになるのです。
では、何のために争うのか? 結局のところ女性を獲得するために争うわけです。だからこそ、テストステロンのおかげで性欲もおもいっきり上昇します。また、男性にとってテストステロ ンを分泌させることは至上の快感であり、実際にテストステロンには気分を爽快にさせる精神作用があることが分かっています。

テストステロンの飽きさせる作用
テストステロンは性欲を高め、同時に他のホルモンと連動して性の快感を上昇させるのですが、実は精神が安定している状態ではテストステロンは多く分泌されません。つまり精神安定はテストステロンを低下させるのと同時に性の快感までも奪います。
1人の女性と長く付き合っていると、精神が安定してしまい、テストステロンの分泌量は低くなるので、その女性とは性の快感が得られにくくなってしまうのです。場合によっては性的不能になることもあります。
ところが新しい女性との出逢いはドキドキし、精神が不安定になるので、テストステロンは多く分泌され、大きな性の快感が得られます。つまり、1人の女性とずっと付き合っていると、その女性とは性の快感が得られなくなるので、快感を得るために新しい女性を求めるようになるわけです。
これがテストステロンの精神作用です。分かり易く言えば、テストステロンは女性を飽きさせ、そして男性に永遠に新しい女性を求めさせるように働きかけるホルモンと言えます。この作用が クーリッジ効果*を生みます。

テストステロンの縄張り作用
テストステロンの精神作用には「プライベートに関わられるのを極力嫌がるようにさせる」というものがあります。これは男性に縄張り意識をもたせるためです。つまり、男性体的に言うと、人間は地位の上下関係を計算し、自分より目上だと思う人間に対しうとする習性を持ちます。この精神作用のためにテストステロンが多い男性ほどプライベートを侵す者に対して牙を剥くようにな るのです。
おもしろいことに、時にこの牙は付き合っている彼女に対しても向けられます。というのも、付き合っている女性ほど、男性のプライベートに入って いこうとするからです。

テストステロンの理性を吹き飛ばす作用
セックスフレンドが多い男性や高い地位に就いている男性ほどテストステロン(男性ホルモン)の分泌が多くなります。大脳皮質はこのテストステロンを抑制しますが、多量に分泌されると理性を吹き飛ばし、精神爆発を起こします。いわゆる理性のブレーキが外れた状態で、科学的には多くの女性を囲っている男性ほどこの状態になりやすくなり自分中心で倫理や道徳を無視しやすくなります。
ですから、モテる人ほど非常識になり、いろんな新しい女性を漁るためなら、嘘もつくし、騙しても平気でいられ
るようにな るといえます。ただし、本当に実力があり、モテる男性は女性に嘘をつかなくても女性と付き合えますから、嘘はつきません。例えば「俺には彼女がいる」と堂々と言っても女性はついてきます。始末に負えないのは、実力があまりないのに口先で適当に女性に嘘をつき、二股をかける男性です。このような男性はテスト ステロンの虜になり、嘘をついたり人を騙したりすることに罪悪感が少なくなります。このような男性は大勢いますので、引っ掛からないように十分注意しましょう。

テストステロンが大好きな女性
女性はこのホルモンにめっぽう弱く、年齢に関係なくこのホルモンの多い男性に憧れを感じます。はっきり言えばこのホルモンを多く分泌させれば男性はモテるようになります。しかし、実は男性はテストステロンセーブ*が働きやすく、そう簡単にこれを多く分泌させることは不可能なのです。

ではどのようにすればテストステロンが多く分泌されるのでしょうか?

1)まずは何度も言うようにルックスです。しかし、少しくらい良いのでは話になりません。女性から逆軟派されるくらい良くなければ自信がついてテストステロンが分泌されるまでは行きません。

2)次にスポーツです。しかも屋内より屋外で人に見せることができるサッカーや野球などの花形スポーツが有効です。これでインターハイに出場できるくらいになればテストステロンは必ず多くなります。

3)芸能。これの花形と言えば軽音楽部。ギターやボーカルで人気ナンバーワンになればテストステロンは上がります。

4)つっぱり。番長を張っていたり、暴走族のヘッドをしている男性は必然的にテストステロンが多く分泌されます。

5) おまけ。勉強ができて、学年でトップに立つような男性は残念ながらテストステロンの分泌は1から4で挙げたほどには上昇しません。なぜかというと頭を働かしている時はテストステロンの分泌が抑えられてしまうからです。勉強でトップでも、モテないのはこのためです。
しかし、やがてはこのような男性ほど地位や財産を築き上げていきますので、後にテストステロンの分泌は必ず逆転します。今、机にかじりついてるガリ勉君が将来はモテモテになるなんて同級生には信じられないことでしょう。おもしろいですね。

テストステロンセーブ
テストステロンは男性なら誰もが多いというわけではありません。もし、男性の誰もがテストステロンを分泌し放題だと、誰もが闘争的になり、上からの命令にも反抗するようになるため、争いが絶えなくなります。さらに女性を力ずくで強姦してしまいかねません。この状態であれば人類は本能のままに行動を起こすようになり、力の強い者だけが生き残ります。もしそうだとしたら人類はとっくの昔に絶滅していたことでしょう。
だって力だけが強いだけならライオンなどには敵わないからです。

ところが人類はそれほどバカではありません。社会というものを作り、できるだけ争わなく、殺し合わなくてもよいような制度を作る方向に進化していきました。おかげで人類はこれほどまでに繁栄したのです。
これをホルモン的な見方で考えると、テストステロンを大脳皮質でコントロールできるように人間は進化したと言えます。具体的に言うと、人間は地位の上下関係を計算し、自分より目上だと思う人間に対して接する時は、テストステロンの分泌量をセーブし、自分 より格下の人間にはテストステロンを放散させるという芸当ができるように進化したというわけです。男性はテストステロンを上下させることができる画期的な生き物と言えます。
具体的に言うと、人間は地位の上下関係を計算し、自分より目上だと思う人間に対して接する時は、テストステロンの分泌量をセーブし、自分より格下の人間にはテストステロンを放散させるという芸当ができるように進化したというわけです。
男性はテストステロンを上下させることができる画期的な生き物と言えます。
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理性は人間の脳で最も発達している大脳皮質の機能と言えます。
しかし、間違ってはいけないことは、大脳皮質は本能を抑えるためにあるのではなく、「いかに本能を発揮させるか」のために発達しているというところです。「人間は理性があり、本能のままには行動しない立派な生き物」と完全に間違った考え方をしてい る人が多いですが、もともと大脳皮質は本能をどのように出したら最も有利になるかを計算する脳なのです。
つまり理性は本能を引き出すための知能なのです。 しかし、ほとんどの人は罪悪感などは持たず、動物を殺しても法律で罰せられることはありません。逆に大脳皮質が発達しているからこそ、こんな残酷なことが 平気でできてしまうのです。つまり、大脳皮質は動物を殺すという罪悪感を麻痺させ、食欲という本能を上手に引き
出しているわけです。

基本的に性欲 も同じで、男性の場合どのようにすれば多くの女性とエッチができるのかを計算させ、本能をコントロールするのが大脳皮質、つまり理性です。
例えば、エレベーターの中で男性が女性と二人っきりになったとします。この時に、男性が本能を発揮し、女性を犯してしまえば、警察に連行されその後に快適なセックスライフを送ることができません。今、目の前にいる女性を犯したほうが得か、彼女を作ってセックスしたほうが得かを計算し、得な方に自分の本能をコントロール するのが理性というものなのです。
ですから、もし、明日地球に隕石が衝突し滅亡するということが分かったら、理性は逆に一時の快感を得るために、女性を犯 す方向に向かわせる可能性もあります。

このように理性は本能を快適に発揮させるための制御機関ということが解ります。
この実験は、一人の女性(おとり)といろんな男性(被験者)を吊り橋の上とそうでない普通の場所とで会話をさせ、その後、女性の連絡先を男性たちに教え、誘いが何人からあったかをチェックしたものです。

結果は吊り橋の上で会話した男性たちの方から圧倒的に多くの誘いがあったのでした。

吊り橋の上で会話させるというのはもちろん緊張させてドキドキさせるためです。そうすることでノルアドレナリンやPEA などのホルモンを出やすくさせることができます。この状態で少しきれいな女性と会話をさせると、人間という脳の発達した動物でさえも、簡単に惚れさせることが可能であることを示しています。
信じられないと思いますが、人は恋をするとこれらの物質が分泌されるのではなく、これらの物質が分泌されると目の前の人に恋をしてしまうことを示しています。
「遺伝子によって近親とのセックスを避けるように仕組まれているか?」という疑問についてはいろんな学者が論述していますが、どれ一つとしてまともな答えはありません
さて、どんなに美しい兄弟姉妹を持っていても、セックスをしようという気は普通なら起きません。もちろん両親にもそのような感情は芽生えません。これは不思議なことです。ならば遺伝子には「近親とのセックスをさける」という命令が含まれているのではないか? と誰もが思います。
しかし、答えはノーです。

兄妹でさえ、生まれた時から離ればなれで暮らしていれば、大人になって初めて出逢ったときに、恋に落ちる可能性は十分あるからです。生まれてから一度も会ったことのない兄妹なら、街で出会っても一目見て血が繋がっているとは絶対に判別不可能です。それを判別する遺伝子を私たちは持ち合わせていません。
では、なぜ一緒に暮らしていると恋には落ちず、離ればなれで暮らしていると恋に落ちるというような現象が起きるのでしょう。それは脳内に分泌される微量のホルモンのせいです。具体的にはノルアドレナリンやPEA などと呼ばれる物質で、このホルモンが分泌されるから人は恋におちてしまうのです。
つまり、一緒に暮らしている親兄妹と話をしていても、これらの物質が分泌されないから恋に落ちないのです。近親相姦が起きないのは遺伝子によるというよりもこのPEA の分泌システムによると考えることができます。
これらの「恋の媚薬」的ホルモンは緊張している時にしか分泌されません。したがって恋愛をするために必要な ものは「緊張」であることがわかります。

一緒に暮らすと緊張がないので恋に落ちないというだけで、だから家族には恋をしないのです。
私たちの体の遺伝情報は母親と父親の二人から半分ずつもらって作られます。つまり、遺伝子は二人からの組み合わせで作られるわけです。しかし、この時、力が強い遺伝子(優性遺伝子)の方が表に現れ、力が弱い遺伝子(劣性遺伝子)は表には表れません。この力の弱い遺伝子はいわば遺伝子の奥に潜んでいるのですが、たまたま、父親も母親もこの力の弱い遺伝子を持っていて、偶然この二つが組み合わさると、隠れていた遺伝子も表に顔を出します。ところが、それ(劣性遺伝) は人間の進化にとって不利なものが多いのです。
例えば色盲であったり、代謝異常であったり、奇形が生まれたりとか。

普段は顔を出さない遺伝子なので本人も劣性遺伝子を持っているとしたら、相手も同じ劣性遺伝子をもっている確率が高いのです。もし、近親者同士が結婚すれば、その子供は当然劣性遺伝子を二人からもらってしまう確率が高く、この二つが重なると、劣性遺伝子の病気が現れる可能性が出てきます。数ある遺伝子の中のどこにどれくらい劣性遺伝子があるのか解りませんので、この悪い遺伝子を呼び起こさない為にはできるだけ赤の他人と結婚した方がいいのです。
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1980/02/02
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大よそ間違いのない文献から作成したレポートです。非常に興味深い内容と自負しております。
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