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卵子は月に約一回排卵され、精子と出会うことができれば、めでたく妊娠します。一回の射精で放出される精子の数は数億個と言われ、精子が卵子と出会う確率はなんと数億分の一という想像を絶する生存競争であることが分かります。 さて、精子はおろか、エッチする張本人の男性も、実はとんでもなく激しい生存競争を勝ち抜いて生きています。例えば生殖可能年齢を男女で比べてみると、女性は15 歳~45 歳くらいまでしか卵子を排卵できないにもかかわらず、男性は15 歳~75 歳くらいまで精子を製産可能です。男性は女性の約2倍の期間生殖可能なのです。すると人口比にするとおよそ2 倍近く! 生殖可能な男性の数は多いということです。 さらに、男性は一人につき一度に何人の女性でも妊娠させることができますので競争率は?倍以上?。よく考えれば男性の方が圧倒的に女性獲得のための生存競争が激しいのです。さらに、女性は子供を妊娠し、出産し、育てるためには莫大なコストがかかります。一方男性の方はセックスをするというだけです。 生物学的なこれほどの大きなコスト差は当然、「女性が男性を選ぶ」という方向性に人をし向けます。分かりやすく言うと「男性に女性を選ぶ権利はない」ということです。「そんなことはない、おれは女性を選んでいる」とおっしゃる方には一つの例を示しましょう。 例えばあなたはメスの競走馬の馬主だったとします。この馬にオスをかけあわせて、できた子馬を育てるいう場合、オス馬を選ぶ権利はあなたにあります。こんなこと当たり前ですよね。ところがあなたがオスの競走馬の馬主だった場合、どこかのメス馬に子供を生ませ、その馬を育てるつもりだったとします。メス馬を選ぶ権利は誰にありますか? もちろんあなたです。 つまり基本的に、子供を育てるにあたって、コストを多くかける側に相手を選ぶ権利があることが分かります。ですから あくまで基本的にですが、子供を育てるにあたってコストを多くかける女性側に男性を選ぶ権利があるわけです。男性はというと、できるだけレベルの高い女性に選んでもらうために自分を切磋琢磨して他の男性と闘い、できるだけ優位に立つのみです。男性に生まれたからには一生闘いに身をおかなければならない理由 がここにあります。 PR |
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HN:
Dr.イトゥ
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1980/02/02
自己紹介:
大よそ間違いのない文献から作成したレポートです。非常に興味深い内容と自負しております。
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