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人間以外の動物たちのオスはほとんど子育てに参加しません。 といっても鳥類だけは特別です。彼らは子供をお腹に宿すとその重さのために空を飛ぶことができなくなります。したがって体温で育てなければならない胎児をやむを得ず卵という形で外に出して育てます。おかげでメスだけが卵を暖めていると餌もとれずに餓死してしまいますから、これを防ぐためにはオスも卵を暖めてあげなければなりません。ですから鳥類はほとんどオスも子育てに参加します。 ところが哺乳類動物のオスは全く子育てに参加しません。これを「さぼっている」と考える人がいると思われますが、さぼっているのではなく、全く子育てができないのです。なぜならば、それは生まれたばかりの赤ちゃんはお乳で育つからです(それがほ乳類の特徴です)。反対に言えばお乳以外を食べることができません。 つまりどんなに逆立ちしたって哺乳類のオスには赤ちゃんを育てることができないわけです。また離乳食を食べ始めるころになると、比較的早期に自立していきますからオスの出る幕ははっきり言ってありません。 しかし、人間だけが唯一、他の哺乳類とは違い男性も子育てに参加します。実はどちらかというと自然界ではオスが子育てに参加するほうがよほど不思議なことなのです。 女性が男性に要求するもの(望むもの)で人間特有なものとは「子育て」です。人間以外の哺乳類で子育てをするオスはいません。子育てというと分かり難いので、もっと分かりやすく説明すると、「男性が一生かけて築いた財を全て一人の女性につぎこむ」つまり「一人の女性だけに投資する」ということです。 ここで最も重要なポイントは「一人の女性だけに」ということで、女性にとっては自分以外の他の女性に投資されることが最も嫌なわけです。財力がある男性の立場からすれば、その財を他に配れば、何人でも若くてきれいな女性を手に入れることができるにもかかわらず、女性はそれを阻止しようと必死になります。 つまり女性は男性に「私一人だけに死ぬまで一生投資し続けなさい」という哺乳類としては信じられないような要求を男性に突き付けます。しかし、この要求を無条件で受け入れる男性が女性にモテることは言うまでもありません。 PR |
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44
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男性
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1980/02/02
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大よそ間違いのない文献から作成したレポートです。非常に興味深い内容と自負しております。
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