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性への探求。知って損は無い男女の性の科学辞典を公開。
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恋愛が成り立つためには三つの要素が必要です。
一つ目は同一化。これは言葉や宗教、習慣、考え方、生活リズムなどが自分に近い者に好意を抱くというもの。二つ目は。これはより人間らしい均整がとれている姿・形をしている者に憧れるというもの。そして三つ目が緊張感。これがなければ絶対に恋愛に発展しません

恋をするとときめきますが、これは緊張感の一つの徴候です。人は緊張するとノルアドレナリンなどのホルモンが分泌され、ときめくとPEA などのホルモンが分泌されます。相手を緊張させ、このようなホルモンを分泌させることが恋を芽生えさせる絶対必要条件です。

■緊張感が芽生える状態
・美しい人と接した時
・自分より能力、魅力が優れている人と接する時
・相手に未知の部分が多い時
・努力すれば手に入れることができる時
・性的に極度に飢えている時

■緊張感が芽生えない状態
・個性的すぎる時
・自分より能力が低い人と接する時
・相手のすべてを知り尽くしている時
・自分とは住む世界が違うと感じた時
・すでに欲求が満たされている時

女性に緊張感を持ってもらうためには、男性は自分の能力や魅力が優れていることを相手に示すことが大切です。スポーツや芸能関係で秀でたものを持っているなら別ですが、そうでなければなかなか恋愛に発展しません。もちろん男性のルックスが非常にいい場合はそれだけで相手は緊張してくれますから、恋は芽生えや すくなります。
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恋愛にいかに夢中になるか」には恋の媚薬と呼ばれるPEA がカギを握っています。
これはときめいている時におそらく脳内で分泌されているだろうと言われるホルモンで、集中力や快感を倍増させる作用があります。PEA は化学構造でフェニール基とエチル基とアミノ基を持っている化学物質の総称で、一つの化学物質を表すものではありません。その代表的物質である覚醒剤は、PEA が人間に及ぼす作用を考察する上で大変参考になります。

覚醒剤はとにかく人間の五感を過敏にさせ、集中力を高めさせ、快感を何倍にも膨らまします。そのため、これを注射された女性がエッチをするとまるで別世界のエクスタシーを感じることができるために、貞操観念を消失してしまいます。やくざが覚醒剤を女性に注射して売春させるのはこの効果があるからです。

つまり、恋の媚薬を注射されたために、まわりのどんな男性にも恋をする(エクスタシーを感じる)ので誰とでも寝てしまえるようになってしまうわけです。

人間には微量ではありますが、恋をしたり物事に集中している時は脳内覚醒剤が分泌されていると考えられています。それがPEA です。ですから、好きな異性と接する場合、その異性のことを頭に思い浮かべるだけで眠れなくなったり、その人に夢中になったり、またその人とのエッチの時は尋常でない快感が得られたりするわけです。

人間は PEA のおかげで異性にはまる(集中する)と言っても過言ではありません。

PEA が出る状態
あなたはこれから新車を買おうとしています。前から欲しくて欲しくて仕方なかった新車(外車)を買うことにしました。カタログを見る時、そして購入を決定して納車を待つ時、あなたはウキウキしてそれはもう眠れないほどです。そして車が来ました。最初のうちは自分の目の前に本物があるというだけで嬉しく、この車のオーナーであることの優越感にひたれます。そして毎日きれいに磨いてとても大切にします。

しかし、あなたがこの気持ちを車検の切れる3年後まで保てることができるでしょうか?
おそらく3 年後には新しくメジャーチェンジをした新車が新発売されるだろうし、ましてや完全に自分の車となったものに対して「欲しい、欲しい」と思い続けることは不可能です。車に例えましたが、これを男女関係に例えると、一人の人にずっとときめいていられないということが分かります。

さらに、完全に手の中に入った女性を男性は欲しいと思い続けることが不可能ということが分かります。

ところが、新車が自分のものではなく、たまに友達から貸してもらえる という状況だったらどうでしょう?
自分が絶対に買えないというのが前提であれば、3 年経ってもその車を自分の持ち物にしたいという欲求は消えません。それどころか貸してもらえるのに手に入らないという状況では、ますますその車への思いは募ります。これを人間に置き換えれば、PEA の理屈はいとも簡単に解ります。

つまり完全に自分の手の中に入っていないけど、たまにデートができて、エッチして、その時は一瞬自分のものになったと感じられるような状況が、最も人間を異性にはまらせることができます。さらに相手の異性がモテモテで自分がいつ振られてしまうか分からないという不安な状況であれば、相手を手に入れたいと思う気持ちはさらに強まります。そしてこの時、あなたの脳内ではおそらくPEAが最高潮に分泌されていることが予想されます。

追うと出なくなるPEA
あなたはすでに新車のオーナーだったとします。確かに購入する時は欲しくて仕方ありませんでしたが、もう三年も経っていて細かな傷が目立ちます。それどころかこの車にはあなたを監視するシステムが搭載されていて、車と行動を共にしている時はあなたの居場所が分かります。しかも、電車で行けるところにも車で行きなさいと言われていたとします。

さて、あなたはこの車を欲しいと思い続けることができるでしょうか? はっきり言って、こんな車なら私ならいくら高級車 でも嫌になります。それどころか一刻も早く売り飛ばしたいと思うことでしょう。監視されていることが楽しいのは本当に最初だけです。この状況でこの車に対して意識を集中させ、PEA を分泌させることは絶対にできません

PEA は追われると出なくなる理由が車を異性に例えればよく解ります。好きになりすぎて追いかければ追いかけるほど相手の異性の恋愛の熱は必ず冷めていき、それでもさらに追いかければ、ついに逃げたくなるのが動物の本能です。
女性はセックスという男性の本能に働き掛ける行為を誘い水として、実際には不釣り合いと思えるほどのレベルの高い男性と付き合うことが可能です。

その理由は女性の肉体自身に生物学的な商品価値 が存在するところにあります。つまりこの商品価値の代金が自分よりもレベルの高い男性と付き合う時の不釣り合いを埋め合わせることができます。
 
さて、自分の肉体を武器にした女性はレベルの高い男性の彼女になることができますが、長続きして結婚にゴールインすることは大変難しいことです。というのもその男性には釣り合いのとれた新しい女性が出現する可能性が高いからです。そして肉体を武器にしていた女性はその時に振られるか、または都合のいい女になりセカンドをする以外にありません。

男性のハイエナ戦略はこの時になってはじめて活かされます。レベルの高い男性が捨てた女性を拾いにまわるのです。ですから、背伸びをしてレベルの高い男性とときめくような恋愛をしている女性ほど、このハイエナ戦略の餌食になりやすいと言えるで しょう。

しかしながら友達の彼女をハイエナ戦略の餌食にしようとすることは、少し難しいかもしれません。
なぜなら、男性は女性をキープしておきたいという意識が強く、たとえ別れた後でも都合のいい女として自分に引き付けておこうとする習性があるからです。そのため、友達のカップルが別れたと思っても、実はずるずる付き合っていたということが多々あります。

ですから、あなたがハイエナ戦略をとるというなら、友達と一戦交えて勝つという覚悟が必要です。しかし、友達とそのようないざこざを起こすことは面倒なので、男性は普通、友達の彼女に手を出すのを最も敬遠します
人間以外の動物たちのオスはほとんど子育てに参加しません

といっても鳥類だけは特別です。彼らは子供をお腹に宿すとその重さのために空を飛ぶことができなくなります。したがって体温で育てなければならない胎児をやむを得ず卵という形で外に出して育てます。おかげでメスだけが卵を暖めていると餌もとれずに餓死してしまいますから、これを防ぐためにはオスも卵を暖めてあげなければなりません。ですから鳥類はほとんどオスも子育てに参加します。

ところが哺乳類動物のオスは全く子育てに参加しません。これを「さぼっている」と考える人がいると思われますが、さぼっているのではなく、全く子育てができないのです。なぜならば、それは生まれたばかりの赤ちゃんはお乳で育つからです(それがほ乳類の特徴です)。反対に言えばお乳以外を食べることができません。

つまりどんなに逆立ちしたって哺乳類のオスには赤ちゃんを育てることができないわけです。また離乳食を食べ始めるころになると、比較的早期に自立していきますからオスの出る幕ははっきり言ってありません。

しかし、人間だけが唯一、他の哺乳類とは違い男性も子育てに参加します。実はどちらかというと自然界ではオスが子育てに参加するほうがよほど不思議なことなのです。

女性が男性に要求するもの(望むもの)で人間特有なものとは「子育て」です。人間以外の哺乳類で子育てをするオスはいません。子育てというと分かり難いので、もっと分かりやすく説明すると、「男性が一生かけて築いた財を全て一人の女性につぎこむ」つまり「一人の女性だけに投資する」ということです。

ここで最も重要なポイントは「一人の女性だけに」ということで、女性にとっては自分以外の他の女性に投資されることが最も嫌なわけです。財力がある男性の立場からすれば、その財を他に配れば、何人でも若くてきれいな女性を手に入れることができるにもかかわらず、女性はそれを阻止しようと必死になります。

つまり女性は男性に「私一人だけに死ぬまで一生投資し続けなさい」という哺乳類としては信じられないような要求を男性に突き付けます。しかし、この要求を無条件で受け入れる男性が女性にモテることは言うまでもありません。
人はなぜ嘘をつくのでしょう?
別に難しくありません。自分が持ってい ないものを要求されて困った時に、それでも自分をよく見せようとして持っている振りをして嘘をつくのです。嘘の発信源は「持ってないものを要求される」ところにあります。

詐欺師はその典型で自分は何ももっていないにもかかわらず、お金も地位も財産も持っている振りをして人に近付くでしょう? それは騙される方の人が地位や財産のある人とのお付き合いを望んでいるからです。

つまり嘘のシステムは相手が望んでいるものをより多く持っていることを示すところから始まるといえます。

するとある事実が判明します。人が望むようなものを全て持っている人は何も嘘をつく必要性が生じないということです。世の中に嘘をついたことのない人はいませんが、おそらく天皇陛下などはほとんど嘘をついたことがないと予想されます。

さあ、ここからがおもしろいのですが、これを男女間の 駆け引きに置き換えてみましょう。まず、男性が女性に何を一番に望んでいるか考えてみましょう。地位ですか? 学歴ですか?財産ですか?
もちろんそれらはあっても邪魔にはなりません。しかし、本当に望んでいるのはそんなものではなく、ルックスやセクシーさです。美人はいろんな男性にちやほやされることから考えても、そんなことは極当たり前だということが分かります。

でも、ルックスのよさやセクシーさは全員が持っているわけではありません。いいえ、はっきり言えばほとんどの女性が持っていません。ルックスがいいと自信を持って言える人なんて女性が20 人いたら、1 人か2 人です。つまり、20 人中18ー19人の女性は男性から自分に無いものを要求されているわけです。
すると先程の嘘のシステムが必ず用いられるはずです。つまり、自分が持っていない美というものを持ってい
るように見せるための偽装工作が盛んに行われるはずです。そういう視線でいろんな女性を観察してみると・・・

まずは化粧! これは読んで字のごとく「化ける」わけですね。
ブラジャーに入れるパット矯正下着類ハイヒールファッションなどなど。これらは全て偽装工作であることが分かります。

男性の皆さん、クラブで軟派した女性と一夜を過ごして、翌朝化粧の落ちた女性の寝顔を見て「騙された!」と思った経験はありませんか? そう、男性 がルックスやセクシーさを求めるからこそ、それがない女性は必死に偽装工作するのです。みなさんは意識していなくても、化粧やブラジャーなどは嘘のための 道具になっているのです。この理論の逆も真なりで、とびっきり美しく、スタイルのいい女性は化粧なんてしなくてもモテます。するとしても薄化粧で十分。

つまり、男性が要求するものを全て持っている女性はルックスに関して嘘をつく必要もなくなります。ですからボディコンの服も堂々と着れるわけです。さらに、男性が女性にルックスの良さやセクシーさを求めなければ、女性は嘘をつく必要が全くなくなります。

「ルックスを求めない男性なんていない」ですって? そんなことはありません。結婚して子供が生まれれもすれば、夫は妻にルックスやセクシーさをいつまでも求めるということはありません。おかげで女性は夫の前では嘘をつく必要性がないので化粧をすることもなくなり、セクシーな下着もつけなくなります。

何度も言うように嘘のシステムは嘘をつく側にも嘘をつかれる側にもその原因が必ずあります。何も嘘をつく方だけの問題ではないことを覚えておいて下さい。
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誕生日:
1980/02/02
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大よそ間違いのない文献から作成したレポートです。非常に興味深い内容と自負しております。
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